3度目のオーストリア  

第3回 災い転じてビジネスと成す

第2回  とりあえず帰国報告 9.30up

7泊9日のオーストリア旅行から、9/26に帰国しました! 

ザルツブルク。。。世界中から観光客が訪れる賑やかな町でありながら、どこか素朴なあたたかさがあり、美しい町でした。世界遺産に登録されている趣きのある旧市街、ゲトライデ通りには伝統工芸を中心にかわいいものお店がいっぱいで、見ているだけでも楽しくなってしまいました。食は素朴な伝統料理が多く、ワインは白を中心にいただきましたが、ちょうど新酒が出る前の時期でしたので、半発酵(Strum)、葡萄ジュース(Most)も楽しめました! 

憧れのザルツカンマーグートは、時間の関係で半日しか行けなかったのですが、天候にも恵まれ、美しい湖水地方の魅力を味わえました。事前にサウンド・オブ・ミュージックを観ていったのも、よかったと思います。

リンツではOttoが学会のため、ほとんどひとりで行動。臆病で方向音痴なくせに好奇心旺盛・・ときているので、どうなることかと心配しましたが、リンツの街は交通機関がシンプルで、人々が親切で治安も良いので、怖い思いをすることなく過ごせました。教会が多く、またショッピングセンターも充実しているので、時間をもてあますこともありませんでした。音楽のたのしみとしては、学会主催のエクスカーションでザンクト・フローリアン修道院へ行き、オルガンコンサートを聴いたり、バンケットでは地元の音楽家たちが民族音楽を演奏してくれました。

今までウィーンしか行っていなかったので、オーストリアという国のほんの一部分しか見ていなかったのだと、今回の旅で実感しました。旅の終盤になると、日本食が恋しーいとか、早く帰りたい・・・というような旅も時にはありましたが(笑)、今回はまったくそんなこともなく、グリュス・ゴット(こんにちは)、ダンケ(ありがとう)がすらすら口から出るようになった頃には、もう帰国!?という感じでした。

美しい観光都市であるザルツブルク、人々の普段着の暮らしが見える町リンツ、2つの町を気ままに歩き、ゆったりとした時間を過ごして、オーストリアという国を身近に感じ、とても好きになった旅でした。旅エッセイのupはのんびりペースになってしまうと思いますが、どうぞ気長にお付き合いくださいませ。

 ゲトライデ通り(ザルツブルク)              モーツァルトの生家


第1回 9/4UP

 今回の旅のきっかけ

私にとってオーストリアという国は、イギリスやフランスに比べるとなじみが薄く、(精神的に)遠い国・・・という感じがありました。過去2回、そして今回も季節は9月、Ottoの仕事がらみという点も同じです。前回2回はウィーン滞在でしたが、今回はずっと行ってみたかったザルツブルクです。あまり詳しくないのですが、クラシック音楽を聴くのは昔から好きなので、モーツァルトの生誕地であるザルツブルクには、いつか行ってみたいと思っていました。今回リンツで学会があるというので、ザルツブルクにも行けるなら。。ということで、春頃ついて行くことに決めました。

ここ数年いろいろなところへ行っているので、好きなところへ自由に行っていると思われるかもしれませんが、実際は今回のように、Ottoの学会絡み。。というのが多いです。このような機会を利用しないと、なかなか行くチャンスは少ないのです。もちろん頻繁に同行しているわけではありませんよ(笑) ヨーロッパの場合、4-5度に1度くらい?です。Ottoは北米にもよく行きますが、不思議とあまり行きたいとは思いません。どうせ行くのなら、やっぱりヨーロッパ!

学会絡みの旅行は、私にとってプラスマイナス両面があります。まず良い点は、学会主催のツアーやパーティーなど、個人ではなかなか行かれないようなスポットに行けることや、いろいろな人に出会えること。緊張もしますが、後から考えると、よかったと思うのです。心配な点は、日中学会が開かれている間は、単独で行動しなければならないこと。。。ひどい方向音痴なので・・(苦笑) <スロバキアのページにも書いたように、奥様ツアーがあることもありますが今回はないようです。> ザルツブルクではモーツァルトゆかりのスポットを訪ねたり、1日はザルツカンマーグートまで足をのばしてみたいと思っています。リンツでは頑張ってひとり歩きをしてきます。

 旅の楽しみ

旅の楽しみは、教会巡り、食、ショッピング、ミュージアム巡りなどがいつもメインですが、オーストリアではどんな出会いがあるでしょうか? 食は、ワインがいちばん楽しみです。オーストリアはスイーツも有名ですが、ウィーンに2度行っても、ザッハートルテもデメルも口にしない根っからの辛党です(笑)。 ショッピングは、スワロフスキーの本場なので、お気に入りが見つかることを願っています。オーストリアと言えば、音楽を忘れてはなりませんが、Ottoはクラシックコンサートへ行くと熟睡してしまうので(笑)、今回も難しいかな。学会主催のバンケットがザンクト・フローリアンの修道院で開かれ、オルガンコンサートもあるそうなのでとても楽しみにしています。

 ザルツブルクとリンツについて 

ザルツブルクという地名は、塩の城という意味を持つ。塩坑がもたらした富によって、ローマの要塞都市として発展した。モーツァルトの生誕地で音楽の都としても知られる。1960年代後半からは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても有名になった。サウンド・オブ・ミュージックはアメリカ人と日本人には有名だが、ヨーロッパの人たちにはあまり知られていないということだ。モーツァルトの生家、ホーエンザルツブルク城、レジデンツ、大聖堂など見どころが多い。また、ザルツブルクの東にはアルプスの美しい山々と湖が広がるザルツカンマーグートがある。

リンツはウィーン、グラーツに次ぐオーストリア第三の都市。オーストリア最大の工業都市でもある。作曲家ブルックナー生誕の地であることや、モーツァルトがリンツでの演奏会のために書き上げた交響曲リンツなど、音楽に縁が深い町でもある。

 日程 7泊9日 

9/18 成田発→ アムステルダム経由 → ザルツブルクへ

9/19-20 ザルツブルク、 ザルツカンマーグート観光予定

9/21 ザルツブルク → リンツ移動

22-24 リンツ滞在

9/25 ザルツブルク → アムステルダム経由 → 成田へ

9/26 成田着 

皆さんのおすすめ情報などありましたら、BBSで教えてください。

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