マイセン Meissen  2001.4.30

 2001年ゴールデンウィークは.ベルリン・ドレスデン・マイセンを周るというちょっと渋い旅をしてきた.

高級磁器マイセンで世界的に名高いこの町は,中世の面影を残す古都でもある.写真はエルベ川からアルブレフト城をのぞむ風景.レンガ色の屋根が続く町並みは,いかにもドイツらしい.今回この町を訪れた目的は,やはり高級磁器・マイセンの工房見学と購入だ.

日本ではいつもデパートのマイセン食器売り場で,(値段を見て)ため息をついている私.本場まで来たら,いくら高級品とは言え,日本よりは安いはず・・・ぜひともマイコレクションにマイセンを加えたい!

国立マイセン磁器製作所では,30人ほどのガイドツアーで,人形の置物がパーツひとつひとつ精密な手作業で作られていく様子を見学した.これを見ると,マイセンが高価なのもうなずける.

磁器博物館には,18世紀の作品から新作にいたるまで約3000点のコレクションが展示されている.食器だけでなく,置物の人形なども種類が多く,マイセン磁器を思う存分楽しめる.

 

ショップはさすがに品揃えが豊富で,見ているだけでも楽しい.集めているミニチュア食器を探したが,残念ながら置いていなかった.写真はミニチュアではないが,普通のものよりかなり小さめのカップ&ソーサー(直径8.5p).このブルーオニオンの模様は,マイセンを代表する作品である.セカンドクラスの製品も少し置いているが,それさえも高い!このショップで買い物をしているのは,圧倒的に日本人が多かった.
写真はVincenz Richterという1523年に建てられた有名なワインレストラン.マルクト広場の周辺にはワインやお土産ショップ,カフェ,レストランなどが並んでいる.ザクセン地方のワインはほとんどが地元で消費されてしまうため,輸出されていないそうだ.ドレスデンからの日帰り旅行で,マイセンワインを飲むチャンスがなかったので,お土産に1本買ってきた.やや辛口の白で,フルーティーさもありgood!ラベルには1枚目の写真の風景が描かれていた.

ドイツはビールの国であると同時に,白ワインの国でもある! (by Hiro)

 

 

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